骨盤内癒着

骨盤内癒着の症例報告

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骨盤内癒着とは

骨盤内癒着とは骨盤内の臓器や組織が手術や炎症、感染などによりくっついてしまう状態です。この状態が原因で下腹部や腰に慢性的な痛みが生じたり、性交や排便時に痛みを感じたりする病気です。

一般的に子宮や卵巣、腸管などの臓器が本来の位置から動けなくなってしまいます。この癒着により正常な臓器の働きが妨げられ、様々な症状が現れることになります。

日本では子宮内膜症患者数が100万〜200万人と推定されており、その中で骨盤内癒着を伴う症例も多く存在しています。平成27年度の子宮内膜症の受療者数は約22万人とされ、骨盤内癒着はこれらの患者さんの多くに見られる病態です。

特に手術を受けた女性や炎症性疾患の経験がある方に多く見られる傾向があります。症状の程度には個人差があり、軽度の痛みから日常生活に支障をきたすほどの重篤な症状まで様々です。

症状を放置すると、癒着が進行し痛みが悪化するだけでなく、卵管や卵巣の機能障害から不妊の原因となります。さらに排便痛や性交痛が強くなり、日常生活に支障をきたす恐れがあります。

慢性的な痛みは睡眠の質を低下させ、精神的なストレスも増大させます。また、痛みを避けるために身体活動が制限され、筋力低下や姿勢の悪化も招きかねません。

最悪の場合、癒着が拡大して他の臓器にも影響を及ぼし、治療が困難となります。腸管に影響が及ぶと腸閉塞のリスクも高まり、緊急手術が必要になることもあります。

骨盤内癒着の原因

開院以来、当院には骨盤内癒着でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは骨盤内癒着の原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

手術後の癒着

腹部や骨盤内の手術後に臓器同士がくっつきやすくなることがあります。手術時の組織の損傷や炎症反応が癒着を引き起こす主な要因となります。

炎症・感染

骨盤内の感染症や炎症により組織がくっつくことがあります。特に骨盤内炎症性疾患は癒着の大きな原因となります。

子宮内膜症

異常な組織が骨盤内で増殖し、癒着を引き起こすことがあります。月経のたびに炎症が繰り返され、癒着が進行していきます。

月経血逆流説

月経血が卵管を通り骨盤内に逆流し、癒着を助長する可能性があります。この逆流した血液が炎症を起こし、組織の癒着を促進します。

原因不明

明確な原因が特定できない場合もあります。体質的な要因や遺伝的な素因が関与している可能性も考えられています。

骨盤内癒着はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

骨盤内癒着の対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬の副作用が出ることがあり、効果が限定的な場合があります。長期間の使用により胃腸障害や肝機能への影響も懸念されます。

手術療法

再発のリスクがあり、体に負担がかかることがあります。手術自体が新たな癒着を生み出す可能性もあり、根本的な解決にならない場合もあります。

保存的療法

病巣が残る場合があり、完全な治癒が難しいことがあります。症状の改善に時間がかかることも多く、患者の精神的負担も大きくなります。

鎮痛薬の使用

長期間の使用は胃腸障害などを招く可能性があります。薬に依存してしまい、根本的な治療が遅れることもあります。

検査診断

不快感やコストがかかることがあります。繰り返し検査を行う必要があり、経済的負担も増大します。

骨盤内癒着を改善するために

まずは、検査を通じてあなたの骨盤内癒着の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

骨盤内癒着の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

骨盤内癒着のQ＆A

骨盤内癒着は自然に治りますか？

自然治癒は難しく、症状改善には医療機関での治療が必要です。適切な施術により痛みの軽減が期待できます。

骨盤内癒着の人がやってはいけないことは？

激しい運動や無理な動作は避けてください。体を冷やすことも症状悪化の原因となります。

痛みを軽減するにはどうしたらいい？

適切な治療や生活改善で痛みの軽減が期待できます。鍼灸治療により血流を改善し、症状を和らげることができます。

手術は必ず必要ですか？

症状によりますが、多くは保存的治療から始めます。手術は最終手段です。鍼灸整体による治療も効果的です。

妊娠に影響はありますか？

癒着が妊娠に影響する場合があります。適切な治療により妊娠の可能性を高めることができます。

何科に行けばよいかわかりません

婦人科や整形外科が受診先として一般的です。鍼灸整体での治療も選択肢の一つです。

骨盤内癒着で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と骨盤内癒着は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

手術を避けたかった私にとって理想的な治療でした