むちうち症

むちうち症の症例報告

準備中

むちうち症とは

むちうち症とは、交通事故やスポーツなどで首に急激な力が加わった際に、首がムチのようにしなることで起こる首周辺の筋肉や靭帯などの軟部組織の損傷です。医学的には「頚椎捻挫」「頚部捻挫」「外傷性頚部症候群」と診断されます。

事故の衝撃により頭部が前後に大きく振られ、その反動で首の組織が傷つくことで、首の痛みや肩こり、頭痛、めまいなどの様々な症状が現れる状態を指します。

厚生労働省の調査によると、手技による医業類似行為を受ける患者の中で、首の症状を訴える方は135件（17.8％）と報告されています。

むちうち症は交通事故による外傷の中でも特に多く見られる症状で、事故後1～3ヵ月で約半数（50％）の方が症状を経験し、1年経過しても約20％の方で症状が残存するというデータがあります。

むちうち症を放置すると、炎症が長期化し、慢性的な首・肩・背中の痛みへ移行する可能性があります。自律神経の乱れにより、不眠やめまいが悪化することもあります。

関節の動きが制限され、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。最悪の場合、慢性疼痛症候群へ発展し、常時痛みに悩まされる状態になることがあります。手足のしびれや筋力低下が進行し、細かい作業が困難になる場合もあります。

むちうち症の原因

開院以来、当院にはむちうち症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのはむちうち症の原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

交通事故による外傷

追突事故や正面衝突により、首が急激に前後に振られることで頚椎を支える靭帯や筋肉が損傷します。

スポーツ外傷

ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツでの衝突、スキーやスケートでの転倒により首に不自然な力が加わります。

椎間板の損傷

事故の衝撃により椎間板が圧迫されたり変形したりすることで、神経を圧迫し症状を引き起こします。

血管の損傷

首周辺の血管が損傷することで、血流が悪化し組織の回復が遅れます。

自律神経の機能異常

外傷により自律神経のバランスが崩れ、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れます。

むちうち症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

むちうち症の対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響が懸念され、根本的な改善には至らない場合があります。

頚椎カラー装着

長期間の固定により首の筋肉が萎縮し、かえって症状が悪化する可能性があります。

物理療法

機械的な刺激のため個人差があり、症状によっては効果が限定的な場合があります。

牽引療法

不適切な牽引により症状が悪化するリスクがあり、慎重な見極めが必要です。

ブロック注射

一時的な痛みの軽減効果はあるものの、根本的な治療にはならず、繰り返し施術が必要になることがあります。

リハビリテーション

継続的な通院が必要で、待ち時間が長く、費用が高額になる場合があります。

むちうち症を改善するために

まずは、検査を通じてあなたのむちうち症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

むちうち症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

むちうち症のQ＆A

むちうち症は自然に治りますか？

軽度の場合は数週間で改善することもありますが、適切な治療を受けないと慢性化するリスクが高いため、早期の専門的な治療が重要です。

むちうち症の人がやってはいけないことは？

急性期の温熱療法、無理なマッサージ、長時間の運転、大量の飲酒は症状を悪化させる可能性があるため避けるべきです。

事故からどのくらいで症状が現れますか？

多くの場合、事故直後から翌日にかけて症状が現れますが、数日後に遅れて発症することもあるため注意が必要です。

レントゲンで異常がないのに痛みが続くのはなぜですか？

レントゲンでは骨の異常しか確認できないため、筋肉や靭帯の損傷による痛みは画像に現れないことが多いです。

症状が長引く場合の治療期間はどのくらいですか？

個人差がありますが、適切な治療を継続することで3～6ヶ月程度で改善する場合が多く、早期治療開始が重要です。

頭痛やめまいもむちうち症の症状ですか？

はい、首の損傷により自律神経が影響を受け、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れることがよくあります。

整形外科と整骨院、どちらに通うべきですか？

まず整形外科で正確な診断を受け、その後症状に応じて整骨院や鍼灸院での治療を併用することをお勧めします。

鍼灸治療はむちうち症に効果がありますか？

鍼灸治療は血流改善と自律神経調整により、痛みの軽減と根本的な体質改善に効果的で、多くの患者様に改善が見られます。

後遺症が残る可能性はありますか？

適切な治療を受けずに放置すると後遺症のリスクが高まりますが、早期の専門的治療により多くの場合改善が期待できます。

日常生活で気をつけることはありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理を心がけ、無理な動作は避けることが大切です。

むちうち症で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術とむちうち症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

安心して通院できる整体です