外反母趾

外反母趾の症例報告

準備中

外反母趾とは

外反母趾とは足の親指（母趾）が人差し指の方向に「くの字」に曲がり親指の付け根が内側に突き出た状態をいいます。

医学的には親指と人差し指の間の角度（外反角）が20度以上になった状態を外反母趾と診断します。軽度（20～30度）中等度（30～40度）重度（40度以上）に分類され女性に圧倒的に多く見られる足部の代表的な疾患です。

親指の付け根の突出部が靴に当たることで痛みや腫れが生じ日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

厚生労働省が発表した患者調査によると、外反母趾の推定患者数は1984年が200人であったのに対し2017年は1600人と30年間で8倍に増加しています。

日本足の外科学会の統計では40歳以上の女性の約25％が何らかの外反母趾の症状を持っているとされており男女比は約1：9で女性に多く見られます。

ハイヒールなど先の細い靴を履く習慣の普及や生活習慣の欧米化に伴い、患者数は今後も増加傾向が続くと予想されています。

特に50歳以上の女性での発症が多く立ち仕事に従事する方により高い発症率が報告されています。

外反母趾を放置すると変形が徐々に進行し、親指が人差し指の下に潜り込んだり反対に人差し指の上に乗ったりして人差し指の脱臼を引き起こす可能性があります。

また人差し指や中指の付け根に負担がかかり、足の裏にタコができて歩行時の痛みが増強します。変形が進行すると靴を履いていなくても常時痛みを感じるようになり、最終的には歩行困難に陥り日常生活に深刻な支障をきたします。

さらに足の痛みをかばうために歩行パターンが変化し、膝や腰股関節への二次的な負担が増加して全身の不調を引き起こすリスクも高まります。重症化すると手術以外の治療選択肢がなくなる場合もあります。

外反母趾の原因

開院以来、当院には外反母趾でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは外反母趾の原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

ハイヒールや先の細い靴の常用

つま先が圧迫される靴を長時間履くことで親指の付け根部分に継続的な負担がかかり変形が進行します。

扁平足や開張足

足のアーチ構造が崩れることで足の横幅が広がり親指への負担が増加して外反母趾を引き起こしやすくなります。

加齢による筋力低下

年齢とともに足の筋力や靭帯の支持力が低下することで足のアーチが維持できなくなり変形が生じやすくなります。

立ち仕事や長時間の歩行

足に継続的な負荷がかかる職業や生活習慣により親指の付け根への圧迫が続くことで変形が進行します。

外反母趾はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

外反母趾の対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果にとどまることが多く長期使用による副作用のリスクがあります。薬の効果が切れると症状が再発する場合があります。

装具療法

装着時の違和感や靴選びの制限があり長期使用により筋力低下を招く可能性があります。根本的な原因解決にはならず対症療法にとどまります。

手術療法

一時的な効果にとどまることが多く長期使用による副作用のリスクがあります。薬の効果が切れると症状が再発する場合があります。

外反母趾を改善するために

まずは、検査を通じてあなたの外反母趾の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

外反母趾の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

外反母趾のQ＆A

外反母趾は自然に治りますか？

一度変形した骨格は自然に元に戻ることはありませんが適切なケアにより症状の進行を抑制し痛みを軽減することは可能です。

外反母趾の人がやってはいけないことは？

ハイヒールや先の細い靴の着用、長時間の立位、足指を無理に引っ張るマッサージなどは症状を悪化させるため避けるべきです。

外反母趾に効果的なセルフケアはありますか？

足指のストレッチや足のアーチを意識した歩行、適切な靴選びなどが効果的です。ただし間違った方法は悪化の原因となるため専門家の指導を受けることをお勧めします。

外反母趾の進行を止める方法はありますか？

早期の適切な治療により進行を大幅に遅らせることが可能です。特に東洋医学的アプローチでは根本的な体質改善により症状の安定化が期待できます。

外反母趾でもハイヒールを履くことはできますか？

症状の程度によりますが基本的には避けるべきです。どうしても必要な場合は短時間に留め適切なインソールの使用をお勧めします。

外反母趾の症状と似ている他の病気はありますか？

強剛母趾、関節リウマチ、痛風などがあります。正確な診断のためには専門医による詳しい検査が必要です。

外反母趾で悩まされていた患者さまも当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と外反母趾は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

安心して治療を受けることができ本当に感謝しています