ストレートネック

ストレートネックの症例報告

ストレートネックとは

ストレートネックとは本来ゆるやかなカーブを描いている首の骨（頸椎）がまっすぐになってしまった状態のことです。

正常な首は横から見ると30～40度の前方カーブを描いていますが、このカーブが失われることで頭の重さが首に直接かかり筋肉や神経に過度な負担をかけてしまいます。

別名「スマホ首」とも呼ばれ、現代社会特有の姿勢の問題として注目されています

厚生労働省の国民生活基礎調査によると肩こりを訴える人は女性で1位、男性で2位となっており、その多くがストレートネックと関連していると考えられています。

特に20代では55.5%、30代では44.5%が頭部前傾姿勢を示すという調査結果があり、スマートフォンやパソコンの普及に伴い患者数は急増傾向にあります。推定では成人の約3～4割がストレートネックの傾向にあるとされています。

ストレートネックを放置すると初期の首や肩のこりから始まり、慢性的な頭痛やめまい、手足のしびれへと症状が悪化していきます。

さらに進行すると頚肩腕症候群と診断され、上肢に放散痛や麻痺が生じる可能性があります。

最悪の場合、首の血流悪化により脳梗塞や脳出血などの重篤な疾患のリスクが高まり、自律神経の乱れから睡眠障害や消化不良、うつ症状まで引き起こす危険性があります。

ストレートネックの原因

開院以来、当院にはストレートネックでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ストレートネックの原因はひとつではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

ストレートネックの原因として次のようなものが挙げられます。

長時間の不良姿勢

スマートフォンやパソコン使用時の前かがみ姿勢が首に過度な負担をかけ、筋肉の緊張と骨格の歪みを引き起こします。

運動不足による筋力低下

首や肩周りの筋肉が衰えることで正しい姿勢を維持する力が低下し、頭部を支える負担が増加します。

枕の高さや硬さの不適合

自分に合わない枕を使用することで睡眠中も首に負担がかかり、ストレートネックの進行を促進します。

加齢による椎間板の変性

年齢とともに頸椎の椎間板が摩耗・変性し、脊椎のアライメントに変化をもたらしてストレートネックの原因となります

スポーツ外傷や事故

むち打ちなどによる頭部への衝撃、転倒事故などが頸椎の自然なカーブを損なう要因となります。

ストレートネックはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ストレートネックは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ストレートネックへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝機能障害のリスクがあり、根本的な改善ではなく対症療法に留まります。

ブロック注射

一時的な効果に留まることが多く根本原因の解決には至らないため、繰り返し施術が必要になる場合があります。

牽引療法

効果に個人差があり場合によっては症状を悪化させるリスクもあるため、慎重な適応判断が必要です。

ストレートネックを改善するために

まずは検査を通じてあなたのストレートネックの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ストレートネックの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ストレートネックのQ＆A

ストレートネックは自然に治りますか？

ストレートネックは生活習慣や姿勢が原因となることが多いため自然治癒は期待できません。適切な治療と生活習慣の改善が必要です。

ストレートネックの人がやってはいけないことは？

長時間の前かがみ姿勢、高すぎる枕の使用、首を急激に動かす運動は避けるべきです。症状悪化のリスクがあります。

ストレートネックは完治するのでしょうか？

早期発見と適切な治療により症状の大幅な改善は可能ですが、完全な骨格の修復は困難な場合もあります。症状管理が重要です。

手術が必要になることはありますか？

ストレートネック自体で手術が必要になることは稀ですが、神経圧迫による重篤な症状がある場合は検討される可能性があります。

枕を変えれば改善しますか？

適切な枕の使用は症状改善に有効ですがそれだけでは根本解決には至りません。総合的なアプローチが必要です。

症状が悪化するサインはありますか？

手のしびれ、激しい頭痛、めまいの頻発、睡眠障害の悪化などは症状悪化のサインです。早急な対応が必要です。

ストレートネックで悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と腰痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ストレートネックは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなくお気軽にご連絡ください。

症状が改善しました