手首の痛み

手首の痛みの症例報告

手首の痛みとは

手首の痛みは手首周辺の腱や腱鞘に炎症が起こることで発生する症状です。特に親指側の手首に痛みや腫れが現れるドケルバン病や、指の付け根に痛みが生じるばね指などの腱鞘炎が代表的です。

手首や指を動かす腱がそれを包む腱鞘との摩擦により炎症を起こし、痛みやこわばり、動かしにくさなどの症状が現れます。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると手首を含む上肢の症状で悩む人は年々増加傾向にあります。特にパソコンやスマートフォンの普及により、腱鞘炎患者は推定で日本全国に約200万人いるとされています。

働く世代の約15％が何らかの手首や指の痛みを経験しており、特に30代から50代の女性に多く見られる傾向があります。

手首の痛みを放置すると炎症が慢性化し、日常生活に深刻な支障をきたします。初期の軽い痛みから始まり、やがて物を持つことや文字を書くことが困難になります。

最悪の場合、指が曲がったまま伸びなくなるばね指の重篤な状態や、手首の可動域が著しく制限される拘縮状態に陥る可能性があります。

また、痛みをかばうことで肩や首にも負担がかかり全身の不調につながることもあります。

手首の痛みの原因

開院以来、当院には手首の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

手首の痛みの原因として次のようなものが挙げられます。

パソコンやスマートフォンの長時間使用

キーボードやマウス操作、スマートフォンの片手操作により、手首や親指に反復的な負荷がかかり、腱と腱鞘の摩擦が増加します。

女性ホルモンの変化

妊娠中や更年期の女性ホルモンの変動により、腱鞘が腫れやすくなり炎症が起こりやすくなります。

加齢による組織の変化

年齢とともに腱や腱鞘の柔軟性が低下し、摩擦による炎症が起こりやすくなります。

手首の痛みはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手首の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

あくまでも対症療法であり、根本的な解決にはなりません。長期使用による副作用（胃腸障害、肝機能障害など）のリスクがあります。

注射療法

一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し注射すると腱の脆弱化や感染のリスクがあります。

装具療法

固定により筋力低下や関節拘縮を招く可能性があり、日常生活に制限が生じます。

手術療法

侵襲性が高く、回復に時間がかかります。また、手術後も完全に痛みが消失するとは限らず再発のリスクもあります。

手首の痛みを改善するために

まずは検査を通じてあなたの手首の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

手首の痛みの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

手首の痛みのQ＆A

手首の痛みは自然に治りますか？

軽度の炎症であれば安静にすることで自然治癒する場合もありますが、慢性化した腱鞘炎は適切な治療なしに完治することは困難です。

手首の痛みの症状がある人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に動かすこと、長時間の反復動作、不適切な姿勢での作業は症状を悪化させるため避けるべきです。

腱鞘炎とドケルバン病の違いは何ですか？

ドケルバン病は腱鞘炎の一種で特に手首の親指側に起こる腱鞘炎を指します。親指を動かす腱に特化した炎症です。

マウス腱鞘炎は完治しますか？

適切な治療と生活習慣の改善により完治は可能ですが、原因となる作業環境の改善も同時に行うことが重要です。

手首の痛みに効果的なストレッチはありますか？

手首を優しく伸ばすストレッチや指の屈伸運動が効果的ですが、痛みがある時期は無理に行わず専門家の指導を受けることが大切です。

サポーターはいつまで着用すべきですか？

急性期の炎症が落ち着くまでは着用し、痛みが軽減してきたら徐々に使用時間を減らしていくのが一般的です。

手首の痛みで悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と手首の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

手首の痛みは早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなくお気軽にご連絡ください。

通うたびに確実に改善を実感しています

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