手のしびれ

手のしびれの症例報告

手のしびれとは

手のしびれとは手や指にピリピリ、ジンジンとした異常な感覚が生じる症状のことです。感覚が鈍くなったり、針で刺されるような痛みを感じたり手に力が入りにくくなったりする状態を指します。

一時的な血行不良から神経の圧迫や損傷まで様々な原因によって引き起こされる症状です。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、手足のしびれを訴える人は年々増加傾向にあります。特に50歳以上の中高年層では約15％の人が手のしびれを経験しており、糖尿病患者においては約30％が末梢神経障害による手足のしびれを発症するとされています。

現代のデスクワーク中心の生活様式により手根管症候群などの職業性疾患も増加しており、推定で日本全国に数百万人の潜在的な患者がいると考えられています。

手のしびれを放置すると神経の圧迫や損傷が進行し、手の感覚が完全に失われる可能性があります。細かい作業ができなくなり職業生活に深刻な支障をきたすだけでなく、日常生活での安全性も低下します。

熱いものに触れても気づかずやけどをしたり物を落としやすくなったりするリスクが高まります。最悪の場合、手の筋肉が萎縮し握力の著しい低下や手の変形を引き起こし、手術でも完全な回復が困難になる可能性があります。

手のしびれの原因

開院以来、当院には手のしびれでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

手のしびれの原因として次のようなものが挙げられます。

神経圧迫による障害

頚椎ヘルニアや手根管症候群など神経の通り道で圧迫が生じることで手のしびれが発生します。

血行不良

長時間の同じ姿勢や冷えにより血液循環が悪化し、手に十分な酸素や栄養が届かなくなります。

糖尿病性神経障害

高血糖状態が続くことで末梢神経に損傷が生じ、手足にしびれや痛みが現れます。

反復動作による炎症

パソコン作業や手作業の繰り返しにより、腱や神経に炎症が生じてしびれを引き起こします。

ストレスや自律神経の乱れ

精神的ストレスや生活習慣の乱れが自律神経に影響し、血行不良や筋緊張を招きます。

手のしびれはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手のしびれへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因の解決にはならず、長期服用による副作用のリスクがあります。また、症状の一時的な緩和にとどまることが多いです。

注射療法

効果は一時的で繰り返し注射が必要になることがあります。また、感染や神経損傷のリスクも伴います。

手術療法

侵襲的な治療であり、術後の回復期間が必要です。完全な症状改善が保証されず、再発の可能性もあります。

手のしびれを改善するために

まずは検査を通じてあなたの手のしびれの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

手のしびれの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

手のしびれのQ＆A

手のしびれは自然に治りますか？

一時的な血行不良によるしびれは自然に改善することもありますが、神経圧迫や疾患が原因の場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性が高いため、早期の対処をお勧めします。

手のしびれの症状がある人がやってはいけないことは？

長時間の同じ姿勢、過度な手首の使用、重いものを持つ作業は避けるべきです。また、しびれている部分を強くマッサージしたり熱いものに直接触れたりすることも危険です。

手のしびれと手根管症候群の違いは何ですか？

手のしびれは症状の総称で手根管症候群はその原因の一つです。手根管症候群は手首で神経が圧迫される特定の疾患で、親指から中指にかけてのしびれが特徴的です。

手のしびれに効果的なストレッチはありますか？

手首の回転運動や指の屈伸、首や肩のストレッチが効果的です。ただし、症状の原因によっては悪化する場合もあるため専門家の指導のもとで行うことが重要です。

手のしびれは冷えと関係がありますか？

冷えによる血行不良は手のしびれの原因の一つです。特に冬場や冷房の効いた環境では症状が悪化しやすく、保温対策が重要になります。

手のしびれは年齢とともに悪化しますか？

加齢により神経の回復力は低下しますが、適切な治療とケアにより症状の進行を抑制できます。早期からの予防と治療が、将来の症状悪化を防ぐ鍵となります。

手のしびれで悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と手のしびれは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

手のしびれは早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなくお気軽にご連絡ください。

3ヶ月後には仕事に安心して取り組めるようになりました