妊活・不妊症

妊活・不妊症の症例報告

不妊症とは

不妊症とは妊娠を望む健康な夫婦が避妊をしないで性生活を続けているにもかかわらず、一定期間妊娠しない状態のことです。

日本産婦人科学会ではこの一定期間を1年と定義しており、35歳以上の女性については6か月としています。不妊症は病気ではなく症候群であり妊娠に至らない状態そのものを指します。

日本では子供を希望しているカップルの10組~20組に1組が不妊症であると言われています。厚生労働省の特定不妊治療助成事業における平成23年度の統計では延べ件数が112,642件、実人員数が68,261人となっており、35歳から39歳の女性が全体の40.3%を占めています。

近年、妊娠を考える年齢の上昇に伴い不妊症の割合はさらに高くなっているとも言われています。

不妊症の状態が続いてしまうと女性の年齢とともに妊娠率が低下し続けます。特に35歳を過ぎると急激に妊娠しにくくなり、40歳を超えると自然妊娠の可能性は大幅に減少します。

また、精神的なストレスが蓄積うつ症状や夫婦関係の悪化を招く可能性があります。最悪の場合、妊娠の機会を完全に失い、子供を持つという夢を諦めざるを得なくなることもあります。

不妊症の原因

開院以来、当院には不妊症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、不妊症の原因はひとつではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

不妊症の原因として次のようなものが挙げられます。

排卵因子（排卵障害）

ホルモンバランスの異常により卵巣で卵胞が育たない、または排卵が起こらない状態です。月経不順の方に多く見られます。

卵管因子

細菌感染などにより卵管が閉塞したり、卵管周囲に癒着が起こることで、精子と卵子が出会えなくなる状態です。

子宮因子

子宮筋腫やポリープ、子宮の形態異常などにより、受精卵が着床できない状態です

頸管因子

子宮頸管の粘液に問題があり、精子が子宮内に進入しにくくなる状態です。

男性因子

精子の数や運動率の低下、勃起障害、射精障害などによる男性側の不妊要因です。

加齢による影響

女性の卵子の質の低下や男性の精子機能の低下など、年齢に伴う生殖機能の衰えです

不妊症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。不妊症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

不妊症への対応として、次のようなものが一般的です。

排卵誘発法

卵巣過剰刺激症候群のリスクがあり多胎妊娠の可能性も高まります。また、継続的な薬物投与が必要です。

人工授精

成功率は10-20%程度と低く、複数回の施術が必要になることが多いです。また、感染症のリスクも僅かながら存在します。

体外受精・顕微授精

高額な治療費がかかり、身体的・精神的負担が大きくなります。また、採卵時の痛みや合併症のリスクもあります。

不妊症を改善するために

まずは検査を通じてあなたの不妊症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

不妊症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

不妊症のQ＆A

不妊症は自然に治りますか？

不妊症の原因によって異なります。軽度のホルモンバランスの乱れやストレスが原因の場合は、生活習慣の改善により自然に改善することもありますが、器質的な問題がある場合は適切な治療が必要です。

不妊症の人がやってはいけないことは？

過度な飲酒や喫煙、極端なダイエットや肥満、過度なストレス、不規則な生活習慣は避けるべきです。また、自己判断での薬物使用なども控えることが大切です。

不妊治療はいつまで続ければいいですか？

年齢や治療の段階、経済的状況などを総合的に考慮して決める必要があります。一般的には女性の年齢が高くなるほど妊娠率が低下するため、医師と相談しながら治療期間を設定することが重要です。

不妊症と不育症の違いは何ですか？

不妊症は妊娠しない状態を指し、不育症は妊娠はするものの流産や死産を繰り返して生児が得られない状態を指します。原因や治療法も異なるため、適切な診断が必要です。

男性不妊の検査はどのようなものですか？

精液検査が基本となり、精子の数、運動率、形態を調べます。必要に応じて血液検査やホルモン検査、超音波検査なども行われ、泌尿器科での詳しい検査が推奨される場合もあります。

不妊治療中の食事で気をつけることはありますか？

バランスの良い食事を心がけ、葉酸、鉄分、カルシウムを積極的に摂取することが大切です。また、適正体重の維持も重要で、極端なダイエットや過食は避けるべきです。

ストレスは不妊に影響しますか？

過度なストレスはホルモンバランスを乱し、排卵障害や精子の質の低下を引き起こす可能性があります。適度な運動や趣味、十分な睡眠でストレス管理を行うことが重要です。

不妊治療の保険適用範囲はどこまでですか？

2022年4月から人工授精、体外受精、顕微授精が保険適用となりました。ただし、年齢や回数に制限があり、一部の治療は自費診療となる場合もあるため、事前に確認が必要です。

不妊症で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と不妊症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

不妊症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなくお気軽にご連絡ください。

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