メニエール病

メニエール病の症例報告

メニエール病とは

メニエール病とは内耳にあるリンパ液が過剰に溜まることで起こる病気です。激しい回転性のめまい、耳鳴り、難聴、耳の閉塞感が繰り返し現れるのが特徴で、30～50代の女性に多く見られます。

発作は数十分から数時間続き症状が治まっても再発を繰り返すことが多い疾患です。

厚生労働省調査研究班の2011年の報告によると日本におけるメニエール病の推定患者数は約4.5万人から6万人とされています。

めまいを起こす病気全体の中でメニエール病が占める割合は約10～20%程度ですが、患者数は日本のみならず世界的にも増加傾向にあります。

メニエール病を放置するとめまい発作の頻度と強度が徐々に増加し、日常生活に深刻な支障をきたします。

初期段階では一時的だった症状も放置することで慢性化し、最終的には恒久的な聴力低下や完全な聴力喪失に至る可能性があります。

また、慢性期に入ると難聴や耳鳴りの症状が悪化し社会復帰が困難になるケースもあります。

メニエール病の原因

開院以来、当院にはメニエール病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

メニエール病の原因として次のようなものが挙げられます。

内リンパ水腫

内耳にあるリンパ液が過剰に溜まって浮腫んだ状態になることが直接的な原因とされています。

ストレスや精神的過労

仕事や人間関係のストレス、精神的な負担が内耳のリンパ液の循環に悪影響を与えると考えられています。

睡眠不足や肉体的疲労

十分な休息が取れない状態が続くと、自律神経のバランスが崩れて症状を誘発します。

女性ホルモンの影響

エストロゲンなどの女性ホルモンがめまい発作に関与しており、女性の方が男性より約2倍発症しやすいとされています。

メニエール病はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

メニエール病への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

あくまでも対症療法であり、根本的な解決にはなりません。長期使用による副作用（胃腸障害、肝機能障害など）のリスクがあります。

中耳加圧療法

効果の持続は限定的で時間とともに痛みが再発する可能性が高く、繰り返し受ける必要がある場合が多いです。

鼓室内注入術

一時的な効果に留まることが多く、根本的な解決には至らない場合があります。

手術療法

聴力低下や顔面神経麻痺などの合併症のリスクがあり、必ずしも症状が完全に改善するとは限りません。

メニエール病を改善するために

まずは検査を通じてあなたのメニエール病の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

メニエール病の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

メニエール病のQ＆A

メニエール病は自然に治りますか？

軽症の場合は自然に症状が治まることもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると症状が悪化する可能性が高いため早期の対応が重要です。

メニエール病の人がやってはいけないことは？

過度なストレスや睡眠不足、激しい運動、アルコールの過剰摂取は症状を悪化させる可能性があります。また、高所作業や運転時は発作に注意が必要です。

メニエール病は完治しますか？

完治は困難ですが適切な治療により症状をコントロールし、日常生活に支障のない状態まで改善することは可能です。早期治療が予後を左右します。

メニエール病と突発性難聴の違いは？

メニエール病は回転性めまいを繰り返すのが特徴で、突発性難聴は急激な聴力低下が主症状です。メニエール病では症状が反復するのに対し突発性難聴は一回性です。

めまい発作が起きた時の対処法は？

安全な場所で横になり目を閉じて安静にします。水分補給を心がけ、無理に動かず症状が治まるまで待ちます。頻繁に起こる場合は医療機関を受診してください。

症状が軽い時でも治療は必要ですか？

軽症でも放置すると悪化する可能性があるため、早期からの治療をお勧めします。症状が軽いうちに適切な対処をすることで、重篤化を防げます。

メニエール病で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術とメニエール病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

メニエール病は早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなくお気軽にご連絡ください。

ほとんど気にならなくなりました