首こり

首こりの症例報告

首こりとは

首こりとは首の後ろに位置する頭部を支えている筋肉群が過度に緊張状態にあることで生じる違和感を呈した状態です。

「硬い」「張っている」「疲労感」「詰まっている感じ」「鉄板のような硬いものが入っている感覚」「重い」などの違和感や痛みとして現れます。首こりが悪化すると、頭痛、めまい、吐き気など様々な症状を引き起こすこともあります。

厚生労働省の平成22年国民生活基礎調査によると「肩こり」は女性の自覚症状で最も高い有訴率を示しており、男性でも「腰痛」に次いで2番目に高い有訴率となっています。

首こりと肩こりは密接に関連しており現代社会ではスマートフォンやパソコンの利用時間増加により、「国民病」とも言われるほど多くの人が悩まされています。

首こりを放置すると単なる不快感だけでなく、様々な健康問題につながる可能性があります。まず、首の筋肉の過緊張が続くと、頭痛、めまい、吐き気などの症状が悪化します。

また、首こりは睡眠の質を低下させ筋肉の緊張から寝付きが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることがあります。

さらに深刻なケースでは、「頚性神経筋症候群」（首こり病）へと進行する可能性があります。これは首の筋肉に強い負荷がかかり固くなることで自律神経の乱れを引き起こし、全身に様々な不調をもたらす状態です。

最悪の場合、長期的な血行不良から自律神経失調症を引き起こしたり、慢性的なストレス状態となりメンタルヘルスにも悪影響を及ぼす可能性があります。

首こりの原因

開院以来、当院には首こりでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、首こりの原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

首こりの原因として次のようなものが挙げられます。

姿勢の悪さ

デスクワークやスマホ使用時の前かがみの姿勢が長時間続くと、首の自然なカーブが失われ「ストレートネック」と呼ばれる状態になります。これにより首の筋肉に過度な負担がかかり、首こりの原因となります。

同じ姿勢の継続

同じ姿勢でパソコンやスマホの画面を長時間見続けると、筋肉の伸縮が行われなくなります。その結果、首周辺の血液循環が低下し酸素不足や老廃物の停滞が起こり、首こりを引き起こします。

首の不適切な動かし方

首をグルグル回したり自分で勢いよく首を動かして「ボキッ」と鳴らしたりする行為は、頚椎に負担をかけかえって首こりを悪化させる原因となります。

ストレスや自律神経の乱れ

日常生活のストレスにより自律神経が乱れ、心身が緊張状態になることで首こりが悪化することがあります。また、天気や気圧の変化も首こりに影響を与えることがあります。

身体全体のバランスの崩れ

首こりは首だけの問題ではなく、足や骨盤など体全体のバランスの崩れが原因となっていることも多いです。土台となる部分のバランスが崩れると、頚椎に負担がかかり首こりを引き起こします。

首こりはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。首こりは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

首こりへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

使用直後は症状の軽減があっても根本的な改善にはならず一時的な対処療法に留まります。強い薬ほど副作用のリスクがあり、長期間の服用は効き目の低下やより強い薬への依存傾向を招くことがあります。

牽引療法

全体的に牽引されるため異常を起こしている部分に的確に刺激が届くわけではなく、痛めている部分をさらに悪化させてしまうこともあります。

筋膜リリース

注射による治療のため痛みを伴うことがあります。また、一時的な効果はあっても生活習慣の改善がなければ再発する可能性が高いです。

首こりを改善するために

まずは、検査を通じてあなたの首こりの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

首こりの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

首こりのQ＆A

首こりは自然に治りますか？

首こりは生活習慣や姿勢の改善がなければ自然に治ることは少ないです。むしろ放置すると悪化し、頭痛やめまいなど他の症状を引き起こす可能性があります。早めの対処と生活習慣の見直しが重要です。

首こりの人がやってはいけないことは？

首をグルグル回したり、自分で勢いよく首を動かして「ボキッ」と鳴らす行為は避けるべきです。これらは頚椎に負担をかけかえって首こりを悪化させます。また、同じ姿勢で長時間過ごすことも避けましょう。

首こりと肩こりの違いは何ですか？

単純にこりを感じる部分の違いで使い分けられることもありますが、首こりの方が症状がつらいことが多いです。首には多くの神経や血管が集中しているため、首の筋肉が緊張すると様々な症状が現れやすいのが特徴です。

デスクワーク中の首こり対策はありますか？

30分から1時間に1回程度、ストレッチを取り入れることが効果的です。胸を開く動作や深呼吸を意識したストレッチが良いでしょう。また、モニターの高さを目線に合わせるなど、作業環境の見直しも重要です。

首こりと睡眠の質には関係がありますか？

はい、密接な関係があります。首の筋肉が緊張すると身体はリラックスできず寝付きが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりします。また、首こりによる痛みが睡眠中に意識を覚醒させ、深い睡眠を妨げることもあります。

首こりは完治しますか？

首こりは生活習慣の改善と適切なケアを継続することで大幅に改善することができます。ただし、デスクワークなど首に負担がかかる環境が続く場合は、定期的なメンテナンスが必要になることが多いです。

首こりに効果的なストレッチはありますか？

胸を開く動作や、おへその下、おしりの穴にぎゅっと力を込めるエクササイズが効果的です。深呼吸を取り入れるとストレッチ効果が高まります。ただし、痛みを感じるようなストレッチは避けてください。

首こりと自律神経の関係はありますか？

首は自律神経とも密接な関係があり首こりの状態だと自律神経失調の症状が現れることがあります。逆に、ストレスなどで自律神経が乱れると、首の筋肉が緊張して首こりが悪化することもあります。

首こりにはどんな枕が良いですか？

個人の体型や寝姿勢によって最適な枕は異なりますが、首のカーブをサポートし頭と首が自然な角度を保てる高さの枕が良いでしょう。低すぎても高すぎても首に負担がかかるため、自分に合った高さを見つけることが重要です。

首こりで悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と首こりは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

首こりは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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