突発性難聴

突発性難聴の症例報告

突発性難聴とは

突発性難聴とは何の前触れもなく突然片耳の聞こえが悪くなる病気です。多くの場合、朝目覚めた時や日常生活の中で急に聞こえなくなることに気づきます。

原因は明確に分かっておらず、内耳にある音を感知する細胞が何らかの理由で障害を受けることで発症します。40歳から60歳代に多く見られますが、どの年代でも起こる可能性があります。

厚生労働省の特定疾患調査によると、突発性難聴の年間発症者数は人口10万人あたり約27.5人とされています。

日本全体では年間約3万5千人が新たに発症していると推定されており、決して珍しい病気ではありません。特に働き盛りの40歳から60歳代での発症が多く、ストレス社会の現代において注目される疾患の一つとなっています。

突発性難聴を放置すると発症から約1ヶ月で聴力障害が固定化してしまい、その後の治療効果が期待できなくなります。

日常生活では電話対応や会議での聞き取りが困難になり仕事に大きな支障をきたします。家族とのコミュニケーションも取りにくくなり、社会的孤立感を感じる可能性があります。

最悪の場合完全に聴力を失い、補聴器や人工内耳に頼らざるを得なくなることもあります。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

突発性難聴の原因として次のようなものが挙げられます。

ウイルス感染

風邪やヘルペスなどのウイルスが内耳に感染し、聴覚細胞にダメージを与えることで発症するとされています。

血流障害

内耳への血流が悪くなることで、聴覚細胞に必要な酸素や栄養が届かなくなり機能低下を起こします。

ストレス・過労

過度のストレスや疲労により自律神経のバランスが崩れ、血管収縮や免疫機能低下を引き起こします。

睡眠不足

十分な休息が取れないことで体の回復機能が低下し、内耳の細胞修復が妨げられます。

糖尿病などの基礎疾患

血糖値の異常により血管や神経にダメージが蓄積し、内耳機能に影響を与えます。

突発性難聴はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド療法

長期使用により副作用のリスクがあり、糖尿病や高血圧の悪化、免疫力低下などが懸念されます。また効果が期待できる期間が限られており、発症から時間が経過すると治療効果が大幅に低下します。

循環改善薬

根本的な血流障害の原因が解決されない限り、一時的な改善に留まる可能性があります。

鼓膜内注入療法

侵襲的な処置であり、鼓膜穿孔や感染のリスクを伴います。また、複数回の処置が必要な場合があります。

突発性難聴を改善するために

まずは検査を通じてあなたの突発性難聴の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

突発性難聴の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

自然治癒する場合もありますが適切な治療を受けた場合でも完治率は約3分の1程度です。早期治療が重要で、発症から1週間以内の治療開始が推奨されます。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

大音量での音楽鑑賞、激しい運動、過度のストレス、睡眠不足は避けるべきです。また、自己判断での薬の中断や放置は症状悪化につながる可能性があります。

両耳同時に発症することはありますか？

両耳同時の発症は非常に稀で、多くは片耳のみに起こります。両耳に症状がある場合は、他の疾患の可能性も考慮する必要があります。

再発する可能性はありますか？

突発性難聴自体の再発は稀ですが、同じ耳に再度症状が現れた場合は、他の疾患の可能性を検討する必要があります。メニエール病などとの鑑別が重要です。

完全に聴力が戻る確率はどのくらいですか？

適切な治療を受けた場合、完全回復が約3分の1、部分回復が約3分の1、改善なしが約3分の1とされています。早期治療ほど回復率が高くなります。

補聴器はいつから検討すべきですか？

発症から3ヶ月程度経過し、聴力改善が見込めない場合に検討されます。聴力レベルや日常生活への影響度を総合的に判断して決定します。

突発性難聴で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と突発性難聴は非常に相性がよく劇的に改善するケースも見られます。

突発性難聴は早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなくお気軽にご連絡ください。

会話での聞き取りが楽になりました