捻挫

捻挫の症例報告

捻挫とは

捻挫とは関節に正常な可動域を超えた力が加わることで、関節を支える靭帯や関節包が損傷する怪我です。

最も多いのは足首の捻挫で、内側に足首をひねることで外側の靭帯が伸びたり切れたりします。軽度なものから重度なものまで程度は様々で、適切な治療を行わないと慢性的な不安定感や痛みが残ることがあります。

足関節捻挫は最も多いスポーツ障害の一つとされており、特にバスケットボール、バレーボール、サッカーなどの競技で頻発します。

厚生労働省の統計によるとスポーツ外傷の約40％を足関節捻挫が占めており、年間数十万人が受傷していると推定されます。

また、捻挫の後遺症に長期間苦しむ割合は72％というデータもあり多くの人が適切な治療を受けずに慢性的な症状に悩まされています。

捻挫を適切に治療せずに放置すると靭帯が伸びた状態で修復され、関節の不安定性が残存します。これにより同じ部位を繰り返し痛める「習慣性捻挫」を起こしやすくなり、軽微な動作でも再発するリスクが高まります。

さらに長期間放置すると足首の変形が進行し外くるぶしが異常に大きくなったり、正常な歩行ができなくなったりします。

最終的には変形性足関節症に進行し日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

捻挫の原因

開院以来、当院には捻挫でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、捻挫の原因はひとつではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

捻挫の原因として次のようなものが挙げられます。

スポーツ活動中の外傷

バスケットボール、バレーボール、サッカーなどでジャンプの着地や方向転換時に足首をひねることで発生します。

日常生活での不注意

階段の踏み外しや段差でのつまずき、不安定な地面での歩行時に足首に過度な負荷がかかることで起こります。

筋力不足や柔軟性の低下

足首周囲の筋力が弱かったり関節の柔軟性が不足していると、外力に対する抵抗力が低下し捻挫しやすくなります。

過去の捻挫歴

一度捻挫をすると靭帯が緩くなり、関節の安定性が低下するため再発しやすい状態になります。

捻挫はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。捻挫は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

捻挫への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

症状の一時的な緩和にとどまり根本的な治癒には至らない場合が多く、長期使用による副作用のリスクもあります。

手術療法

侵襲的な治療であり感染や神経損傷などの合併症リスクがあり、術後の長期リハビリが必要になります。

捻挫を改善するために

まずは検査を通じてあなたの捻挫の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

捻挫の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

捻挫のQ＆A

捻挫は自然に治りますか？

軽度の捻挫は自然治癒しますが、適切な処置なしでは靭帯が緩んだ状態で治癒し、慢性的な不安定感が残る可能性が高いため早期の適切な治療が重要です。

捻挫の人がやってはいけないことは？

受傷直後の過度な運動や入浴、アルコール摂取は炎症を悪化させます。また痛みが残る状態での無理な競技復帰は再発リスクを高めるため避けるべきです。

何度も同じ場所を捻挫するのはなぜですか？

初回の捻挫で損傷した靭帯が完全に修復されず、関節の安定性が低下したままになるためです。適切なリハビリを行わないと習慣性捻挫になりやすくなります。

捻挫の後遺症はどのくらい続きますか？

適切な治療を受けない場合、6ヶ月から18ヶ月間症状が持続することがあります。早期の適切な治療とリハビリにより後遺症のリスクを大幅に減らすことができます。

湿布や痛み止めが効かないのはなぜですか？

慢性化した捻挫では靭帯だけでなく筋膜や神経系の問題が関与しているため、表面的な炎症を抑えるだけでは根本的な改善に至らないことが多いです。

いつからスポーツに復帰できますか？

損傷の程度により異なりますが軽度なら2-3週間、重度なら6-8週間が目安です。痛みがなくなっても機能回復を確認してから段階的に復帰することが重要です。

手術をしなくても完治しますか？

多くの捻挫は保存療法で改善可能です。ただし適切な固定期間とリハビリが必要で、重度の靭帯断裂では手術が必要になる場合もあります。

捻挫の程度はどうやって判断しますか？

痛みの程度、腫れ、内出血の範囲、関節の不安定性などを総合的に評価します。

リハビリはどのくらいの期間必要ですか？

軽度なら2-4週間、重度なら6-12週間が目安です。関節可動域の回復、筋力強化、バランス訓練を段階的に行い、機能的な回復を目指します。

捻挫を予防する方法はありますか？

足首周囲の筋力強化、柔軟性向上、バランス訓練が効果的です。また適切なシューズの選択やテーピング、サポーターの使用も予防に有効です。

捻挫で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と捻挫は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

捻挫は早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなくお気軽にご連絡ください。

先生も気さくで話しやすく…