側弯症

側弯症の症例報告

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側弯症とは

側弯症とは本来まっすぐであるはずの背骨が左右に曲がってしまう状態です。正面や背面から見たときに、背骨がC字型やS字型に弯曲し、同時に背骨自体のねじれを伴うことが特徴です。

医学的には、レントゲン検査で背骨の弯曲角度（コブ角）が10度以上ある場合に側弯症と診断されます。単純な横への曲がりではなく、三次元的な変形として捉えられています。

日本での側弯症の発生頻度は、10度を超える側弯症が全体の2-3％となっています。20度以上で0.3-0.5％、30度以上で0.1-0.3％、40度以上は0.1％未満とされています。

厚生労働省科学研究費補助による胸郭不全症研究班の調査では、2008年から2010年の3年間で4県の出生児181,468人のうち、胸郭と胸椎に変形を認めた出生児は25人でした。発生率は0.0138％という結果が出ています。

側弯症を放置すると、まず背骨のS字カーブが進行し、内臓を圧迫する恐れがあります。これにより消化器官の機能低下を引き起こす可能性があります。また、筋肉の緊張により肩こりや腰痛が慢性化し、日常生活に支障をきたすようになります。

さらに進行すると、外見上の変化も顕著になります。左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、胸郭の変形などが目立つようになります。最悪の場合、高度に進行した側弯症では心臓や肺を圧迫し、呼吸機能や循環器機能に重大な影響を与える可能性があります。

側弯症の原因

開院以来、当院には側弯症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは側弯症の原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

遺伝的要因

家族内で複数の患者が見られることがあり、特定の遺伝子や遺伝的要素が発症リスクを高める可能性があります。

成長期のホルモン変化

思春期の急激な成長期に発症することが多く、成長ホルモンや性ホルモンの変化が骨や筋肉の成長に影響を与えることが考えられます。

筋肉と結合組織の異常

筋肉や結合組織の強度や柔軟性の異常により、脊柱を支える筋肉のバランスが崩れることで背骨が曲がりやすくなります。

姿勢や生活習慣の影響

普段から正しくない姿勢で過ごすことや、テニスやバドミントンなど左右どちらかに偏る動きをする運動が発症リスクを高めることがあります。

先天的な椎骨の異常

生まれつき椎骨の形に異常があることで発症する場合があります。

側弯症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

側弯症の対応として、次のようなものが一般的です。

経過観察

進行を防ぐ積極的な治療がなく、悪化した場合に後悔する可能性があります。定期的な通院とレントゲン撮影による被曝のリスクも伴います。

装具治療

装着時間が長いほど効果があるため、日常生活に大きな制約が生じます。成長期の子どもにとって精神的負担も大きく、継続が困難な場合があります。

手術治療

麻痺を含む重篤な合併症の発生率が0.2％、失明などの非常に稀な合併症のリスクもあります。術後の隣接椎間障害や体の硬さなど、将来への影響も懸念されます。

運動療法

効果が十分に検証されておらず、専門医による定期的な診察が必須です。適切な指導者の確保と継続的な実施が困難な場合があります。

側弯症を改善するために

まずは、検査を通じてあなたの側弯症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

側弯症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

側弯症のQ＆A

側弯症は自然に治りますか？

基本的に自然治癒は期待できませんが、適切な治療により進行を抑制し、症状の改善は可能です。早期発見と適切な対処が重要になります。

側弯症の人がやってはいけないことは？

極端な負荷をかける運動や長時間の不良姿勢は避けるべきです。ただし、適度な運動は筋力維持のため推奨されます。

装具治療はどのくらい続ける必要がありますか？

骨の成長が終了するまで継続する必要があります。個人差はありますが、通常は数年間の装着が必要となります。

手術以外に根本的な治療法はありますか？

東洋医学的なアプローチにより、全身のバランスを整えることで根本的な改善が期待できる場合があります。

側弯症は遺伝しますか？

遺伝的要因が関与している可能性が高いですが、必ずしも遺伝するわけではありません。家族歴がある場合は注意深い観察が必要です。

側弯症の進行を止めることはできますか？

早期発見と適切な治療により進行を抑制することは可能です。定期的な経過観察と治療継続が重要になります。

側弯症で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と側弯症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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