免疫性不妊症

免疫性不妊症の症例報告

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免疫性不妊症とは

免疫性不妊症とは本来妊娠を助けるはずの免疫システムが、精子や受精卵を異物として攻撃してしまうことで妊娠が困難になる症状をいいます。

女性の体内で精子の動きを止めたり、精子同士をくっつけたりする抗精子抗体が作られることで、自然な受精が阻害されます。この抗体は血液中や子宮頸管、卵管内に存在し、精子が卵子にたどり着くことを妨げます。

免疫性不妊症は不妊症全体の約5～10％を占めるとされています。厚生労働省の調査によると、2017年には全国で約56,000人の新生児が体外受精によって誕生しており、不妊治療を受ける患者数は年々増加傾向にあります。

免疫性不妊症の患者数は全不妊症患者の5～10％程度と推定されるため、日本全体で数万人規模の患者が存在すると考えられます。

免疫性不妊症を放置すると、抗精子抗体の値が高いまま維持され、自然妊娠の可能性が著しく低下します。タイミング法や人工授精での妊娠率も極めて低く、治療開始が遅れるほど年齢による妊娠率低下も重なります。

最悪の場合、体外受精や顕微授精でも妊娠が困難になる可能性があり、生殖補助医療技術を用いても成功率が下がることがあります。また、治療期間の長期化により精神的負担が増大し、夫婦関係にも影響を与える可能性があります。

免疫性不妊症の原因

開院以来、当院には免疫性不妊症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは免疫性不妊症の原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

免疫システムの異常

体内の免疫バランスが崩れることで、精子を異物として認識し攻撃する抗体が産生されます。

感染症の既往

過去の感染症により免疫システムが過敏になり、精子に対する抗体が形成されることがあります。

外傷や手術の影響

精巣上体炎や外陰部の外傷、精管結紮術などにより精子が血液中に漏れ出し、抗体が作られる場合があります。

原因不明の免疫反応

明確な原因がなくても、体質的に精子に対する抗体が形成される場合があります。

免疫性不妊症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

免疫性不妊症の対応として、次のようなものが一般的です。

血液検査による抗体価測定

検査結果が治療方針に直結するため、検査のタイミングや方法によって結果が変動する可能性があります。

精液検査とフーナーテスト

検査自体に時間がかかり、女性の排卵周期に合わせて実施する必要があるため、診断までに時間を要します。

体外受精（IVF）

身体的・経済的負担が大きく、成功率が100％ではないため、複数回の治療が必要になることがあります。

顕微授精（ICSI）

技術的に高度な治療のため費用が高額になり、治療を受けられる施設が限定されます。

免疫抑制療法

副作用のリスクがあり、妊娠中の安全性についても十分に検証されていない部分があります。

免疫性不妊症を改善するために

まずは、検査を通じてあなたの免疫性不妊症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

免疫性不妊症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

免疫性不妊症のQ＆A

免疫性不妊症は自然に治りますか？

抗精子抗体の値は変動することがあり、稀に陰性化する場合もありますが、基本的には積極的な治療が必要です。自然治癒を待つよりも適切な治療を受けることをお勧めします。

免疫性不妊症の人がやってはいけないことは？

過度のストレスや不規則な生活は免疫バランスをさらに崩す可能性があります。また、自己判断での治療中断は避け、専門医と相談しながら治療を進めることが重要です。

抗精子抗体が陽性でも自然妊娠の可能性はありますか？

抗体価の程度によっては自然妊娠の可能性も残されています。しかし、時間的な制約を考慮すると、効果的な治療法を選択することが現実的です。

体外受精の成功率はどのくらいですか？

抗精子抗体陽性の場合、体外受精での妊娠率は他の原因による不妊よりも比較的高いとされています。年齢や抗体価により個人差があります。

治療期間はどのくらいかかりますか？

抗体価や年齢、治療法により異なりますが、通常数ヶ月から1年程度の治療期間を要することが多いです。早期の診断と治療開始が重要です。

男性側に原因がある場合の治療法は？

男性の抗精子抗体陽性の場合、顕微授精が最も効果的とされています。精子の運動性改善を目的とした治療も併用することがあります。

抗精子抗体の値は変化しますか？

抗体価は時間とともに変動することがあります。定期的な検査により値の変化を監視し、治療方針を調整することが大切です。

二人目不妊でも抗精子抗体ができることがありますか？

一人目が自然妊娠でも、その後に抗精子抗体が形成される場合があります。二人目不妊の原因として検査を受けることをお勧めします。

治療中の生活で気をつけることはありますか？

バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、ストレスを軽減することが免疫バランスの改善に役立ちます。

他の不妊原因と併発することはありますか？

免疫性不妊症は他の不妊原因と併発することがあります。総合的な不妊検査により、複数の原因を特定し適切な治療を行うことが重要です。

免疫性不妊症で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と免疫性不妊症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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