無精子症

無精子症の症例報告

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無精子症とは

無精子症とは射精された精液の中に精子が全く見つからない状態のことです。精巣で精子が正常に作られているにも関わらず、精子の通り道である精管が詰まっているために精液中に精子が出てこない「閉塞性無精子症」と、精巣で作られる精子の数が極端に少なかったり、全く作られていない「非閉塞性無精子症」の2つのタイプに分かれます。

男性不妊の原因の中でも深刻な症状の一つであり、適切な診断と治療が必要な状態です。

無精子症の正確な統計データは限られていますが、厚生労働省の「我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究」によると、2014年度に泌尿器科領域の生殖医療専門医が診察した男性不妊症患者は7,253名で、そのうち無精子症患者が全患者の18％を占めていました。

また、ブライダルチェックとして結婚前の男性の精液検査を実施した結果、約50人に1人の割合で無精子症が認められたという報告もあります。これらのデータから、無精子症は決して珍しい症状ではなく、多くの男性が抱える深刻な問題であることが分かります。

無精子症を放置すると、自然妊娠は不可能となり、不妊状態が続きます。時間の経過とともに女性パートナーの年齢も上がり、妊娠率の低下や妊娠リスクの増加につながります。

また、精神的なストレスが蓄積し、夫婦関係に深刻な影響を与える可能性があります。男性としての自信喪失や罪悪感が強まり、うつ状態に陥るケースも少なくありません。最悪の場合、治療の選択肢が限られ、子どもを授かる機会を永続的に失ってしまうリスクがあります。

無精子症の原因

開院以来、当院には無精子症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは無精子症の原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

精管の閉塞や欠損

先天的な精管欠損や感染症後の後遺症、過去の手術による精管の損傷などが原因となり、精子の通り道が塞がれてしまいます。

染色体異常

クラインフェルター症候群などの染色体異常により、精子の産生機能に障害が生じることがあります。

ホルモン異常

下垂体や精巣のホルモン分泌異常により、精子の形成過程に問題が生じる場合があります。

精索静脈瘤

精巣周囲の血管に瘤ができることで、精巣機能が低下し精子の産生に影響を与えます。

成人のおたふくかぜ

成人になってからのおたふくかぜによる精巣炎が原因で、精巣機能が障害される場合があります。

生活習慣の悪化

不規則な生活、睡眠不足、バランスの悪い食生活、喫煙、過度の飲酒、ストレスなどが精子の状態に悪影響を与えます。

無精子症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

無精子症の対応として、次のようなものが一般的です。

TESE（精巣精子採取術）

手術への不安と身体的負担があり、精子が採取できない可能性もあります。また、高額な費用と複数回の手術が必要な場合があります。

精路再建手術

手術後すぐに十分な精子が得られるとは限らず、女性パートナーの年齢制限があります。専門医が限られているため、受診できる施設が少ないのが現状です。

ホルモン療法

効果が限定的で、長期間の治療が必要となります。また、副作用のリスクもあります。

顕微授精（ICSI）

高額な医療費と女性パートナーへの身体的負担が大きく、成功率も100％ではありません。

無精子症を改善するために

まずは、検査を通じてあなたの無精子症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

無精子症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。手術に不安を感じる方や薬に頼りたくない方、他の治療院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

無精子症のQ＆A

無精子症は自然に治りますか？

無精子症は基本的に自然治癒することはありません。適切な診断と治療が必要であり、早期の専門医受診が重要です。

無精子症の人がやってはいけないことは？

喫煙、過度の飲酒、長時間の高温環境、過度なストレス、不規則な生活習慣は精巣機能に悪影響を与えるため避けるべきです。

閉塞性と非閉塞性の違いは何ですか？

閉塞性は精子の通り道が塞がっている状態で、非閉塞性は精巣での精子産生機能に問題がある状態です。治療法が異なります。

手術以外の治療法はありますか？

鍼灸治療による全身調整や生活習慣の改善により、精巣機能の向上を図ることができます。当院では東洋医学的アプローチを提供しています。

治療の成功率はどのくらいですか？

原因や重症度により異なりますが、適切な治療により改善の可能性があります。個別の状態に応じた治療計画が重要です。

治療費はどのくらいかかりますか？

病院での手術治療は高額ですが、鍼灸治療は比較的負担が少なく、継続しやすい治療法です。保険適用の場合もあります。

日常生活で気をつけることはありますか？

規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動、禁煙・禁酒、ストレス管理が精巣機能の維持に重要です。

パートナーへの影響はありますか？

妊娠に至らない状況が続くことで、パートナーにも精神的な負担がかかります。夫婦での治療への理解と協力が必要です。

二人目不妊でも無精子症になりますか？

一人目を自然妊娠で授かった場合でも、その後の生活習慣や体調変化により無精子症になる可能性があります。

治療期間はどのくらい必要ですか？

鍼灸治療では通常3ヶ月以上の継続治療が推奨されます。精子の形成サイクルに合わせた治療計画を立てます。

無精子症で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術と無精子症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

3ヶ月後の検査で初めて精子を確認できました