アキレス腱炎

アキレス腱炎の症例報告

準備中

アキレス腱炎とは

アキレス腱炎とは、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐアキレス腱に炎症が起こる状態です。アキレス腱は人体で最も太く強い腱ですが、血流が少ない部位のため炎症が起きると治りにくいという特徴があります。

主に過度な運動や繰り返しの負荷により発症し、アキレス腱の中央部分や付着部に痛みや腫れが現れます。歩行時や運動時の痛み、朝起きた時の強い痛みが典型的な症状で、放置すると慢性化しやすい疾患です。

アキレス腱炎を放置すると、炎症が慢性化してアキレス腱症に進行し、腱の変性や肥厚が起こります。症状が進行すると日常的な歩行でも痛みを感じるようになり、階段の昇降や坂道歩行が困難になります。

さらに腱の変性が進むと、軽微な動作でもアキレス腱断裂のリスクが高まります。運動能力の著しい低下により、好きなスポーツを完全に諦めなければならなくなったり、職業によっては仕事に支障をきたす可能性があります。最悪の場合、アキレス腱断裂が起こると手術が必要となり、完全な機能回復まで数ヶ月から1年以上を要することもあります。

アキレス腱炎の原因

開院以来、当院にはアキレス腱炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのはアキレス腱炎の原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

過度な運動負荷

急激な運動量の増加やランニングなどの反復運動により、アキレス腱に過度な負荷がかかることで炎症が発症します。特に運動初心者や久しぶりに運動を再開した人に多く見られます。

加齢による腱の変性

年齢とともにアキレス腱の柔軟性が低下し、血流も悪くなることで炎症が起きやすくなります。40歳を過ぎると腱の修復能力も低下するため、症状が長引きやすくなります。

不適切な靴の使用

クッション性の悪い靴やかかと部分が硬い靴を長時間履くことで、アキレス腱に継続的な刺激が加わり炎症の原因となります。

ふくらはぎの筋肉の柔軟性低下

ふくらはぎの筋肉が硬くなると、アキレス腱への負担が増加します。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることで筋肉の柔軟性が失われやすくなります。

足部のアライメント異常

扁平足や回内足などの足部変形により、歩行時のアキレス腱への負荷が不均等になることで炎症が起こりやすくなります。

アキレス腱炎はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

アキレス腱炎の対応として、次のようなものが一般的です。

安静と活動制限

長期間の安静により筋力低下や関節可動域の制限が起こる可能性があります。また、スポーツや日常活動の制限により生活の質が低下することがあります。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあります。また、根本的な原因の改善にはつながらないため、薬を中止すると症状が再発する場合があります。

物理療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、機器による治療では個人の症状に応じた細かな調整が困難な場合があります。

装具療法

装具に依存してしまい、根本的な機能回復につながらない場合があります。また、装具の装着による不快感や活動制限もあります。

理学療法

専門的な指導が必要で、自己流で行うと症状を悪化させるリスクがあります。また、効果が現れるまでに数ヶ月を要することが多いです。

注射療法

一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し注射を行う必要があります。また、感染や腱の弱化などの合併症のリスクもあります。

アキレス腱炎を改善するために

まずは、検査を通じてあなたのアキレス腱炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

アキレス腱炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

アキレス腱炎のQ＆A

アキレス腱炎は自然に治りますか？

軽度の急性期であれば安静により自然治癒する場合もありますが、慢性化すると自然治癒は困難です。早期の適切な治療により治癒期間を短縮できます。

アキレス腱炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢しての運動継続、急激な運動量の増加、硬い地面でのランニングは避けるべきです。また、患部への過度なマッサージも炎症を悪化させる可能性があります。

アキレス腱炎はどのくらいで治りますか？

急性期なら2-4週間、慢性化している場合は数ヶ月から半年以上かかることもあります。早期治療と適切なケアにより治癒期間の短縮が可能です。

アキレス腱炎と腱鞘炎の違いは何ですか？

アキレス腱炎は腱自体の炎症ですが、腱鞘炎は腱を包む腱鞘の炎症です。アキレス腱には腱鞘がないため、正確には腱周囲炎と呼ばれることもあります。

アキレス腱炎でも運動は続けられますか？

痛みがある間は運動を控える必要があります。痛みが軽減した段階で、専門家の指導の下で徐々に運動を再開することが重要です。

アキレス腱炎の予防方法はありますか？

適切なウォーミングアップ、定期的なストレッチ、適切な靴の選択、段階的な運動量の増加が予防に効果的です。

アキレス腱炎は再発しやすいのですか？

根本的な原因が改善されていない場合や、同じ負荷をかけ続けると再発のリスクが高くなります。生活習慣の改善が重要です。

アキレス腱炎に効果的なストレッチはありますか？

ふくらはぎのストレッチが効果的ですが、痛みの程度により適切な方法が異なります。専門家の指導を受けることをお勧めします。

アキレス腱炎でも仕事は続けられますか？

デスクワークであれば継続可能ですが、立ち仕事や歩行の多い仕事では一時的な制限が必要な場合があります。

アキレス腱炎の治療費はどのくらいかかりますか？

保険適用の治療では月数千円程度ですが、治療期間により総額は変動します。自費治療の場合は施設により異なりますが、根本的な改善を目指すことで長期的な医療費削減につながります。

アキレス腱炎で悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術とアキレス腱炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

フルマラソンを完走できるまでに回復しました