いびき

いびきの症例報告

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いびきとは

いびきとは睡眠中に呼吸をする際に空気の通り道である上気道が狭くなることで、空気が振動して生じる音のことです。鼻や喉の組織が緩んで気道を塞ぐことにより起こり、軽度なものから睡眠時無呼吸症候群を伴う重度なものまで様々な段階があります。

単なる騒音問題だけでなく、睡眠の質の低下や健康への影響を及ぼす可能性のある症状です。

厚生労働省の「健康日本21」に関する調査では、日本人の約20％がいびきをかくとされており、男性では約30％、女性では約15％の割合となっています。年齢とともに増加傾向にあり、40歳以上では男性の約4割、女性の約2割がいびきに悩んでいるとの報告があります。

これらのデータから推計すると、日本全国で約2,500万人がいびきの症状を持ち、そのうち重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群を伴うケースは約300万人程度と考えられています。

いびきを放置すると、慢性的な睡眠不足により日中の強い眠気や集中力低下が続き、仕事や日常生活の質が大幅に悪化します。睡眠時無呼吸症候群に進行した場合、酸素不足により高血圧、心疾患、脳血管疾患のリスクが大幅に増加します。

また、記憶力や判断力の低下、うつ症状の発現、糖尿病の悪化なども引き起こされる可能性があります。最悪の場合、重篤な心疾患や脳卒中により生命に関わる危険性もあり、家族関係の悪化や社会生活への深刻な影響も避けられません。

いびきの原因

開院以来、当院にはいびきでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのはいびきの原因はひとつではなくさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

原因として次のようなものが挙げられます。

肥満による気道の狭窄

体重増加により首周りや喉周辺に脂肪が蓄積し、気道が物理的に圧迫されて狭くなります。

加齢による筋肉の緩み

年齢とともに喉や舌の筋肉が弱くなり、睡眠中に気道を支える力が低下して狭窄が起こりやすくなります。

鼻づまりや鼻炎

アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎により鼻呼吸が困難になり、口呼吸に依存することで気道が狭くなります。

アルコールの摂取

アルコールにより筋肉が過度に弛緩し、特に喉や舌の筋肉が緩むことで気道の閉塞が起こりやすくなります。

睡眠姿勢の問題

仰向けで寝ることにより重力の影響で舌が後方に落ち込み、気道を塞ぎやすくなります。

いびきはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

いびきの対応として、次のようなものが一般的です。

CPAP療法

機器の装着により睡眠時の違和感や不快感があり、継続使用が困難な場合があります。また、機器の手入れや持ち運びが必要で日常生活に制約が生じます。

外科手術

手術リスクや術後の痛み、回復期間が必要で、効果が永続的でない場合もあります。また、声質の変化や嚥下困難などの合併症の可能性もあります。

マウスピース療法

装着時の違和感や顎関節への負担があり、歯並びや噛み合わせに影響を与える可能性があります。また、効果が限定的な場合もあります。

薬物療法

根本的な治療ではなく対症療法のため、薬の効果が切れると症状が再発します。長期使用による副作用のリスクも懸念されます。

いびきを改善するために

まずは、検査を通じてあなたのいびきの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めないからです。

当院では、検査結果に基づいて個々の症状に最も適した施術を提供します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いびきの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

いびきのQ＆A

いびきは自然に治りますか？

軽度のいびきであれば生活習慣の改善や適切な治療により改善が期待できますが、放置すると悪化する可能性が高いため、早期の対処が重要です。

いびきの人がやってはいけないことは？

アルコールの過度な摂取、仰向けでの就寝、喫煙、睡眠薬の服用は避けるべきです。これらはいびきを悪化させる要因となります。

いびきと睡眠時無呼吸症候群の違いは何ですか？

いびきは気道の振動音ですが、睡眠時無呼吸症候群は呼吸が10秒以上停止する状態で、より深刻な健康リスクを伴います。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療と生活改善により2～3ヶ月で変化を感じる方が多く、継続的な治療が効果的です。

いびきの手術は必要ですか？

多くの場合、保存療法で改善が期待できます。当院では鍼灸治療により気道周辺の筋肉バランスを整え、手術を避けた改善を目指しています。

CPAPを使わずに改善する方法はありますか？

鍼灸治療、姿勢改善、体重管理、口呼吸の改善など、自然な方法での改善が可能です。個々の原因に応じたアプローチが重要です。

いびきで悩まされていた患者さまも、当院での施術を受けてこのような変化がありました。

当院の施術といびきは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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